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長屋 昌樹 メッセージ

セレンクリニック東京 院長
長屋先生

聖マリアンナ医科大学 第一外科大学院 卒業
札幌医科大学 医学部付属がん研究所分子病理病態学部門
ハーバード大学(ジョスリン糖尿病センター及びマサチューセツ総合病院)にて
細胞生物学、細胞移植に従事
元 ピッツバーグ大学外科准教授、及び、McGowan研究所准教授

現 明治大学バイオリソース研究国際インスティテュート 客員教授

日本外科学会 専門医/日本消化器外科学会 専門医・指導医/
日本救急医学会 専門医/消化器がん外科治療 認定医

<自己紹介>

" I love the scientific profession, its internationalism and the many terrific people who are responsible for one major advance after another. "
『科学という仕事とその国際性、そして絶え間ない大きな進歩を担う素晴らしい人たちを
私は愛している』

2011年10月3日、ノーベル生理学・医学賞を受賞した
アメリカのロックフェラー大学・教授 故 ラルフ・スタインマン博士の言葉です。

スタインマン博士は細胞生物学・免疫学者。
樹状細胞、そして獲得免疫における樹状細胞の役割を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
1973年、恩師ザンビル・コーン (1926-1993) の下でスタインマン教授が発見した「樹状細胞:dendritic cell」。
dendriticの語源dendronは、ギリシア語で樹を意味しています。


樹状細胞?
 人間の免疫機構は、外から侵入してきたウイルスや病原細菌 (抗原)などから
生体を守るようにつくられています。その防御機構の最初の役割を担うのが「樹状細胞」です。
 生体の防御システムを制御し、生体への侵入者の破壊を促す司令塔です。

 樹状細胞はウイルスや病原細菌などの侵入者をみつけると、速やかに侵入者の情報を免疫担当細胞であるTリンパ球に伝えます。樹状細胞から侵入者の情報を受け取ったTリンパ球は、侵入者の情報をもとに、
侵入者だけを殺す細胞へと変化します。この免疫機構により生体はウイルスや病原細菌などの侵入者がもたらす恐怖を排除しているのです。

 生体の防御機構を担う樹状細胞は、外からの侵入者のみならず、生体内の侵略者にも威力を発揮していることが解りました。生体内の侵略者、"がん"です。
 スタイマン博士の発見は、がん治療においても"絶え間ない大きな進歩"をもたらしたのです。

 樹状細胞は、がんの情報を獲得すると、速やかに、そして激しくTリンパ球を刺激します。がんの情報を
適切にTリンパ球に伝え、Tリンパ球を巧みに操り、静かにがんを攻撃する準備にはいるのです。

 樹状細胞の発見から34年後、スタイマン博士は自身の生体内の侵略者と戦うこととなりました。
彼は何の迷いもなく、自らが発見した「樹状細胞」で、すい臓がんと闘うことを決めました。
彼は自分のがんの情報を自分自身の樹状細胞に伝え、侵略者との戦いに挑んだのです。

 あなたのがん細胞の情報を組み込まれた樹状細胞は、あなたの体に戻されると速やかにがんを認識し、
攻撃の準備に入ります。

"It was the ultimate experience in personalized medicine." (Jedd Wolchok)
究極のテーラーメード治療。

それが樹状細胞を用いたワクチン療法なのです。

あなたの命に、あなたのためのワクチン。
今ある治療で、今ある生活を。

 

長屋 昌樹

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