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がん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)
Cancer-targeting immunotherapy (Dendritic cell therapy)
局所樹状細胞療法
Local dendritic cell therapy
● 局所樹状細胞療法とは?
局所樹状細胞療法は、活性化した樹状細胞を体の中にあるがんに直接注入し、そのがんに反応する免疫を強力に賦活させるがん標的免疫療法です。がんに樹状細胞を直接注入することによって、注入した場所のがんを殺すだけでなく、周辺に散らばったがんをも攻撃します。
● 適応
がんが内視鏡やエコー/CTガイドなどで直接樹状細胞を注入できる場所にある患者様
● 方法
- 局所樹状細胞療法では、まずがんに対して、あらかじめラジオ波や放射線療法あるいは抗がん剤などで前処置を行い、注入した樹状細胞ががんを攻撃しやすいような環境にしておきます。注入するがんの場所については、PET/CTなどで専門の医師が判断します。
- 患者様から採血(アフェレーシス)によって得られた単球と呼ばれる樹状細胞のもととなる細胞を、細胞を刺激する物質(サイトカインなど)を用いて攻撃力の高い樹状細胞へと培養していきます。
- 約3週間の培養でりっぱな樹状細胞が出来上がります。
- 樹状細胞は、基本的に2週間ごとに目的の場所に局所注入します。
- 樹状細胞はがんに注入すると、ラジオ波や放射線療法などで処理されたがんの死骸などを取り込んでそのがんの特徴を覚えます。
- 樹状細胞は体の中で、覚えた自分のがんの特徴を標的として、リンパ球にそのがんを攻撃するよう強力に指令を出します。
- 指令を受けたリンパ球は活性化され、増殖し、そのがんを狙って攻撃します。
● 他の治療との併用
- 標準治療(手術、抗がん剤(化学療法)、放射線療法)との併用も可能です。
- 自己がん組織樹状細胞療法、人工抗原樹状細胞療法、活性化リンパ球療法、BRM療法、がん休眠療法(免疫化学療法、血管新生抑制療法、分子標的薬)のいずれかと併用しています。
● 準備いただくもの
紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト、がんの組織切片
※初診時に上記の準備ができなくても医療相談は可能です。
● 備考
局所樹状細胞療法の適応とならない患者様は、人工抗原樹状細胞療法または活性化リンパ球療法をお勧めしています。
  
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