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がん休眠療法
Tumor dormancy therapy
低用量化学療法
Low dose chemotherapy
● 低用量化学療法とは?
低用量化学療法は、従来の抗がん剤治療のコンセプトである“極量”の抗がん剤を用いてがんの縮小を期待するといった治療ではなく、抗がん剤による副作用が出ないように投与量を設定し、それをより長く“継続”して用いることによって「がんの増殖の抑制」を期待した体に優しい抗がん剤治療です。
● 適応
- 進行がん・末期がんの患者様(血液のがんのように一部適応とならないものがあります)
- がん免疫療法を受けられる患者様
● 方法
- 低用量化学療法は、がん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)と併用する場合と単独でこれを行う場合とでは、薬の使い方が異なってきます。
- がん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)と併用するいわゆる免疫化学療法の場合、セレンクリニックオリジナルの抗がん剤処方を行います。
- 一方、低用量化学療法をがん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)と併用しないで単独で行う場合は、抗がん剤をより長く継続できる最大の量を、患者様ひとりひとりにオーダーメイドで投与量を設定していかなければなりません。
- 具体的には、まず最初に安全と思われる抗がん剤の量からスタートし、次回までに種々の副作用をチェックし、なければ投与量をさらに増やし、グレード1という副作用のレベル(これまでの症例の検討から、継続できる副作用と判定)であれば、それをそのまま維持、グレード2という副作用のレベル以上であれば投与量を減らすという操作を繰り返します。
- 通常、3-5回で安定しますので、その後は同じ量で継続します。現在のところ、この方法では重篤な副作用は極めて僅かであり、ほとんどの症例でグレード1以下で治療の継続が可能です。
- がんに対する効果も良好で、現在セレンクリニックでは、さらに良い方法を開発しています。
- 開発者であり、がん休眠療法の第一人者である金沢大学助教授の高橋豊先生らの検討では、抗がん剤の継続が可能な最大の投与量は患者様ごとに2倍以上の開きがあり、最も低いグループは従来の抗がん剤で用いる量の3分の1程度でした。また、重要なのは高いグループと低いグループで効果に差が認められないことがわかっています。
- つまり、がんの増殖の抑制を得るための適量は個人によって異なることを示しているといえます。
● 他の治療との併用
がん標的免疫療法(自己がん組織樹状細胞療法、人工抗原樹状細胞療法、局所樹状細胞療法)、活性化リンパ球療法、BRM療法との併用が可能です。
● 準備いただくもの
紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト、がんの組織切片
※初診時に上記の準備ができなくても医療相談は可能です。
● 備考
- 使用する薬剤にアレルギーをお持ちの患者様は適応となりません。
- セレンクリニックの低用量化学療法は、がん免疫標的療法(がん樹状細胞療法)に相性がいい抗がん剤を選んで用いています。
- がん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)と低用量化学療法を併用した場合、基本的に各々の効果を減殺することはありません。
- 通常の抗がん剤の使用で効かなくなったがんの患者様、あるいは初めから通常の抗がん剤が効かないがんの患者様でも、低用量抗がん剤の持続投与で反応があることが報告されています。
  
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