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世界の癌治療最前線
世界のがん樹状細胞療法疾患別臨床成績
食道癌、胃癌、大腸癌、直腸癌に対する世界のがん樹状細胞療法
消化管の癌に対する樹状細胞療法は、これまで食道癌、胃癌、大腸・直腸癌に対して行われています。
報告によりますと人工抗原(主にCEAペプチド)を用いた樹状細胞療法が多く行われており、自己癌組織を用いた樹状細胞療法はあまり行われていません。これは恐らく消化管の癌に対する人工抗原としてCEAペプチドが認知されていることや、清潔な自己癌組織を十分に確保できないことがあげられます。
九州大学の報告では自己癌組織を用いた樹状細胞療法と活性化リンパ球を併用することにより、胃癌、大腸癌を含む種々の悪性腫瘍15症例に対して14例に進行の停止が見られたという結果が出ています。
またスタンフォード大学では、人工抗原(CEAペプチド)を用いた樹状細胞療法で、12 症例中5例に癌に対する反応が見られたと報告しています。
その他、2006年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)の報告によりますと、転移性大腸癌・直腸癌に対して自己癌組織を用いた樹状細胞療法を行った結果、23%に反応が見られ、無反応群と比較して平均生存期間の延長が示唆されたという結果が報告されています。
  
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