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世界の癌治療最前線
世界のがん樹状細胞療法疾患別臨床成績
乳癌に対する世界のがん樹状細胞療法
乳癌に対する樹状細胞療法に関する論文はこれまでに10報程度報告されています。樹状細胞療法の種類ですが、自己癌組織を用いた樹状細胞療法よりむしろ、人工抗原を用いた樹状細胞療法の報告が多いようです。
乳癌に対する樹状細胞療法の臨床効果は各大学研究機関で差があるようですが、ハーバードメディカルスクールの報告ではホルモン(エストロゲン)受容体陽性患者8人、HER2陽性患者2人に対して融合細胞を用いた樹状細胞療法を行った結果、完全寛解を含めて3人に反応が認められた例が報告されています。また九州大学の報告によりますと、乳癌を含む種々の悪性腫瘍15症例に活性化リンパ球と自己癌組織を用いた樹状細胞療法を併用した結果、14例に癌に対する反応を認めたと報告しています。またオハイオ州立大学の報告によると樹状細胞を乳癌組織へ注射する方法(局所樹状細胞療法)で、3例中2例に退縮を認めたという報告も出ています。
  
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