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世界のがん樹状細胞療法疾患別臨床成績前立腺癌に対する世界のがん樹状細胞療法前立腺癌は樹状細胞療法の臨床試験が最も進んでいる疾患の1 つです。前立腺癌では既に人抗抗原がいくつかわかっており、Prostate-specific membrane antigen (PSMA) やPSM-P1、PSM-P2などを用いて、多くの臨床試験が世界で行われています。また、自己癌組織を用いた樹状細胞療法やGM-CSF とhuman prostatic acid phosphatase (PAP)との融合タンパクを抗原として用いる樹状細胞療法も行われています。 前立腺癌対する臨床効果ですが、人工抗原を用いた樹状細部療法または自己癌組織を用いた樹状細胞療法で良好な治療成績が出ています。 アメリカのバイオセラピューティクスによる報告によりますと、人工抗原であるPSM-1,2を用いた樹状細胞療法を行った結果、41症例に対して約50%の抗腫瘍反応を認めたという報告が出ています。また自己癌組織を用いた樹状細胞療法ですが、イギリスのクイーンエリザベス病院の報告によりますと、11症例に対して36%の抗腫瘍反応を認めたという報告が出ています。臨床試験に参加している患者様は、主に標準治療またはホルモン治療に無効であったことを考慮しますと、前立腺癌に対する樹状細胞療法は非常に有用であるということがいえます。
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